飯倉洋一名誉教授が、第59回大阪市市民表彰を受賞されました。
受賞項目:「文化功労」(芸術・芸能・科学又は学術に関して尽力された方)
いいくらよういち 大阪大学名誉教授
【受賞理由】多年にわたり、江戸時代後期の読本「雨月物語」の作者、上田秋成の研究をはじめとする近世中期の大阪文学研究を重ね、日本近世文学研究をリードするとともに、後進の育成にも力を注ぐなど、大阪の学術分化の振興と発展に貢献した。
飯倉洋一名誉教授のコメント
表彰のことを知らされた時には、たいへん驚き、また非常に恐縮いたしました。「大阪の学術文化の振興と発展に貢献」というのが表彰の理由ですが、それに値するだけのことをやっているのか、我ながら首をひねりますが、ありがたくお受けすることに致しました。「後進の育成」というのも理由のひとつなので、大阪の文芸研究もそうですが、大阪大学に在職して、教え子に恵まれたからだと思います。大阪の学術文化への貢献に、今後とも微力を尽くして参りたいと存じます。