グローバル人文学教育促進プログラム

1. プログラムについて

趣旨・概要

グローバル化のもと、人間性への深い洞察力と、個別の諸問題への歴史的・地域横断的理解力を身につけ、持続可能な人類社会の実現のために見通しをもって対応できる国際教養人の養成が急務となっています。
本プログラムは、国際環境のなかで活躍できる学生を育成するために学生の協定校への留学を促進し、同時に、留学の成果を還流させるシステムを構築するために設置するものです。

資格・条件
  • 文学部・人文学研究科(旧文学研究科)に在籍している正規課程の学生のうち、部局間交換留学(派遣)候補者として内定している者。(交換留学に応募予定の者も申請可。)
  • 本プログラムを修了するには、部局間協定校へ1セメスター以上1年未満の期間、留学すること
    (ただし、本プログラムに参加しても、必ずしも交換留学候補者になれるとは限らないので注意すること。)
到達目標(修了時に身に付く能力)
  1. 協定校での科目履修に必要な基礎的なアカデミックスキルを獲得することができる。
    [要件①に対応]
  2. 協定校において授業に積極的に参加することができる。
    [要件①に対応]
  3. 留学の成果を発信するためのアカデミックスキルを身につけることができる。
    [要件①-②に対応]
  4. 人文学の研究・教育環境の国際化に貢献し、国際教養人としての行動実践力を身につけることができる。
    [要件③-⑤に対応]
プログラム修了要件

本プログラムでの学習を通して、以下の要件①~⑤をすべて満たすこと。
留学前・留学後に、本プログラムが指定する下記(1)(2)の授業科目の中から、計4単位以上修得すること。
(※留学前・留学後に2単位ずつ修得することが望ましい。)

(1)協定校で授業を履修するための事前準備として、基礎的な能力を身につけるための科目群
   ⇒「別表」に記載の『外国語による発信力を育成する科目』の中から選択。

(2)専門性の高い発展的な内容について、外国語を用いて発信する能力を高めるための科目群
   ⇒各専修・専門分野が開講する「英語(又は留学先で使用する外国語)による授業」の中から選択。

※学生便覧の開講科目一覧に掲載されている科目のうち、「備考欄」に(英/独/仏)の表記がある科目から選択。

留学中に、派遣先大学の授業科目から4単位相当を修得すること。
(派遣終了後、所定の単位互換(認定)手続きが必要。)
人文学研究科(旧文学研究科)が実施するチューター制度の「チューター学生」として登録すること。
派遣終了後、本プログラムが指定する留学成果発表等の活動(A)~(C)のいずれかに参加すること。
 (A) 人文学研究科(旧文学研究科)内の研究集会における英語でのプレゼンテーション
 (B) 人文学研究科(旧文学研究科)発行のニューズレター又は国際連携室主催の留学説明会等での成果報告
 (C) 留学成果の国際発信: 外国語での学術論文の公刊(掲載決定を含む)又は国際研究集会での研究発表(ポスター発表を含む) 
派遣終了後に受験した語学能力検定試験の結果を提出すること。
(留学先又は本学の教員が作成した語学能力証明書の提出でも可とする。)

特記事項

派遣終了後、「部局間交換留学報告書」を必ず提出すること。
プログラム修了要件をすべて満たした場合は、当該年度末に「修了認定証」を交付する。

プログラム実施要項:こちら

2. 申請書と提出先について

申請書こちら
提出先:国際連携室